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子どもの口の中ってどうなってるの?

2025.04.16

みなさんこんにちは、歯科医師の薗田です。

最近外も少しずつ暖かくなってきましたが、たまに寒い日があって着るものに困る日々ですがいかがお過ごしでしょうか?

今回は「子どもの口の中がどうなっているか」についてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

まずその特徴としては、小児の口は「食べる機能」「話す機能」「呼吸する機能」などが十分に発達していない状態でその後の機能獲得には全身の健康と大きな関わりがあり、個人差が生じます。

詳しく述べると離乳食が進まない、指しゃぶりが多い、授乳回数にムラが生じるなどの要因により口腔機能発達不全症というものが生じることがあります。

主な症状としてはお口ポカンや発音障害、食べこぼしなどです。これらは放っておいても改善はしないので一度歯科医院などに相談に来て頂けると助かります。

治療として歯科医師だけでなく、多職種の方々と連携して舌のトレーニングや鼻呼吸の練習、ガムトレーニングを行っていきます。

また、ご家族自身の協力も非常に大切なので、お子様の今後の計画について一緒に考えて頂き、その後我々がいち早く機能を獲得できる助けができればと思います。

まずは気になる症状がある時に一度、最寄りの歯科医院に足を運んで診てください!

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 薗田

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薗田 賢史 医療法人篤志会 歯科医師
鹿児島大学歯学部卒業 鹿児島大学病院臨床研修医 2021年4月医療法人篤志会入社
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