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歯の神経

2024.11.05

こんにちは。

歯科医師の新納です。

暑かったり、肌寒かったりと気温差が激しい日々が続きますが、いかがお過ごしですか?

 

今回は、歯の神経についてご説明します。

歯には一本一本中に空洞があり神経があります。

歯の痛みを伝えるだけでなく、一緒に血管もあるため歯への栄養を送る役割もあります。

そのため、歯の神経を取る治療をすると栄養を伝える血管も一緒に取ってしまうので、歯に栄養がいかなくなります。

「歯の神経を取ると歯がもろくなる」というふうに歯医者さんで説明されるのはそのためです。

 

それなら歯が痛くなっても神経を取らなきゃいいじゃないかと思う方もいるかもしれません。

1度虫歯が神経まで行ってしまい、炎症が起きてしまうと神経は残せないことがほとんどです。

神経を取らずにそのままにしていると、痛みがなくなることもありますが、それは神経が死んでしまった状態です。

神経が死んでしまうと血管も働かなくなるため、栄養がいかなくなりますし、死んでしまった神経をそのままにしていると炎症が起き、歯の根っこに膿みの袋ができて痛みが再発することもあります。

 

丈夫な歯を保つためには、虫歯ができない事が1番ですが、虫歯ができても神経までいっていない状態の時に治療するのが大切です。

虫歯を早期発見し、早期治療を行うためにも定期検診を受けられてみてはいかがでしょうか?

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 新納

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新納 彩子 医療法人篤志会 歯科医師
  • 九州歯科大学歯学部歯学科卒業 
  • 鹿児島大学病院 研修医修了 
  • 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科卒業 
  • 鹿児島大学病院 歯科麻酔科助教(2022年3月迄)
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