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糖尿病と高尿酸血症について

2024.11.16

こんにちは。歯科衛生士の田原です。

年末になりましたね!寒い日とちょっと暑い日と交互にあって、体調管理がますます大事になる季節です。

体調崩していませんか?お体大切に過ごされてくださいね。

 

さて、本題ですが、今回のテーマは「糖尿病と高尿酸血症について」お話します。

はじめに、高尿酸血症は痛風を引き起こす原因としてよく知られていますが、意外なところで糖尿病ともさまざまなつながりがあります。

簡単に言うと、高尿酸血症とは、血液中の尿酸が高い状態のことです。

痛風や尿路結石、腎障害の原因となります。

しかし自覚症状がないため、よほど症状が進まないと自分で気が付くことはありません。

ほとんどの場合は、健康診断や定期検査を受けて、血液検査や尿検査などで尿酸値が高いことに気が付くことになります。

高尿酸血症は、遺伝的に尿酸値が高くなりやすい体質があり、それに色々な生活習慣が加わることで発病します。

生活習慣の中で尿酸値が上がる要因として、運動不足・食べ過ぎ・お酒の飲みすぎ、それによる体重の増加、精神的なストレスなどがあります。

糖尿病にも、このような問題のある生活習慣を続けると、同じように発症リスクがあがります。

糖尿病の人は尿酸値が高い人が多く、また、高尿酸血症の人は糖尿病になりやすいのです。

逆に、高尿酸血症の治療は糖尿病の予防につながります。また、糖尿病の食事・運動療法は、尿酸値にも良い影響を与えることができます。

このように相互に与える影響は他にもたくさんあります。

まずは今回はこの辺りでお話を終わります。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 田原

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