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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

歯が自然ときれいに並んでくれたら良いのに...と思いますよね。
でも実際には色んな原因で歯並びが悪くなってしまいます。
どうして歯並びが悪くなってしまうのでしょう。

(1)遺伝  
両親からの遺伝により骨格的に問題を生じることがあります。
顎の小さいと歯が並ぶスペースが足りなくなって歯がガタガタになってしまいますし(叢生)、骨が成長しすぎると出っ歯や受け口になることもあります。
また萌えてくる歯も遺伝しますので、顎の大きさに比べて歯が大きくても歯並びが悪くなってしまいます。

また遺伝と同じく先天的な要因として永久歯の先天性欠如もあります。
先天性欠如とは、生まれつき永久歯が無く、側切歯と第2小臼歯に多いです。
萌える歯が少なくても歯並びが悪くなってしまいます。

(2)筋肉のバランス
お口の周りには様々な筋肉があります。口唇周囲の筋肉もありますし、舌も筋肉で作られています。この筋肉のバランスがとれていないと歯の位置に影響を及ぼします。
例えば口呼吸が原因で歯並びに影響がでる場合もこれにあたります。

(3)悪習癖
頬杖や爪もしくは唇を咬むなどの癖が歯並びを悪くしてしまいます。
寝るときの体勢でも影響することがあります。