CERTIFICATION施設としての認定
さこだ歯科は以下の認定を受けた歯科医院です。
歯科医師臨床研修管理型施設
「歯科医師臨床研修管理型施設」とは、歯科医師の卒後研修を主導的に運営・管理する医療機関を指します。これらの施設は、他の協力型施設と連携しながら、研修プログラムの企画・実施・評価を行い、研修医の育成を担います。鹿児島県内では鹿児島大学病院、鹿児島市立病院と当院が認定されており、県内の歯科医師育成の中心的役割を果たしております。歯科医師の育成には教える、育てる、教える側の継続的な研鑽も求められます。さこだ歯科では県内でも数少ない管理型臨床研修施設として地域の歯科医療の発展にも貢献してまいります。
日本老年歯科学会認定医指導施設 高齢者歯科のエキスパートを育成する指定を受けた歯科医院です。鹿児島県内ではさこだ歯科と鹿児島大学病院が認定施設です。ご高齢の方の歯やお口のケアに関する豊富な知識と経験を持つ歯科医師が在籍し、入れ歯扱いから全身状態に配慮した治療を行います。飲み込みづらさや口腔乾燥、認知症の方への対応など高齢の患者さん特有の悩みにも向き合って診療を行います。
日本障害者歯科学会認定医指導施設 当院は公益社団法人日本障害者歯科学会認定医臨床経験施設です。鹿児島県内では鹿児島大学病院、やまびこ医療福祉センターと当院の3施設が認定されています。障がいのある方の歯科治療スペシャリストを育成する指定を受けた歯科医院です。身体的・知的障がいや発達障がいをお持ちの患者さんにも対応できる設備とノウハウが整っており、必要に応じて全身麻酔下での治療や特別な補助器具の活用もできます。
さこだ歯科が公開している情報
さこだ歯科では医療機能情報提供制度に則り、以下の情報を公開しています。 詳細は医療情報ネット(ナビイ)でも公開しております。
医療機能情報提供制度とは -- 平成18年の第五次医療法改正により導入されました。病院等に対し、医療機能に関する情報について都道府県知事への報告が義務付けられ、都道府県知事は報告を受けた情報を住民・患者に対し分かりやすい形で提供する制度として運用されています。
また、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律(令和5年法律第31号)による医療法の改正により、厚生労働大臣は、都道府県知事が病院等から報告を受けた内容を公表するに当たって必要な措置を講ずることとされました。
これを受けて、厚生労働省では医療情報ネット(ナビイ)を公開し、皆様は各医院が報告した情報をご確認いただくことができるようになりました。歯科医院探しの際も歯科医院から報告が義務付けられている内容を実際に比べていただくことができるようになっています。
以下は、さこだ歯科の公表内容に加え、当院の情報について皆様のご参考となる情報もお知らせいたします。
施設詳細 |
正式名称(フリガナ) | サコダシカ |
正式名称 | さこだ歯科 |
所在地 |
郵便番号 | 8900053 |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市中央町19番地40-6F |
所在地(フリガナ) | カゴシマケンカゴシマシチュウオウチョウ |
診療時間・外来受付時間 |
診療時間帯 | 月 - 土、祝日09:00-18:00 日09:00-15:00 |
外来受付時間帯 | 月 - 土、祝日09:00-17:30 日09:00-14:30 |
診療科目 |
診療科目 | 歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、小児歯科、小児矯正歯科 |
初診時予約 | 初診時予約を実施している |
再診時予約 | 再診時予約を実施している |
外来診察対応 | 外来診察を実施している |
入院患者受入 | 不可 |
女性医師外来診察 | 可能 |
予約診療の有無(診療科目全般) | 有り |
予約診療の実施状況(実施の診療科目) | 完全実施 |
実施状況 | 初診・再診で実施 |
主な交通手段 |
ルート1 | JR鹿児島本線 鹿児島中央駅JR 徒歩3分 |
ルート2 | 市電 鹿児島中央駅前 市バス 鹿児島中央駅 徒歩3分 |
ルート3 | 南国交通 鹿児島市内線 鹿児島中央駅 徒歩3分 |
特記事項(主な利用交通手段) | 鹿児島中央駅東口より徒歩すぐ |
駐車場 |
駐車場有無 | 有り |
駐車場台数(有料) | - |
駐車場台数(無料) | 50 |
車椅子をご利用の方へのサービス内容 |
車椅子等利用者への配慮(施設のバリアフリー化の実施) | 有り |
車椅子等利用者への配慮(車椅子等利用者用駐車施設の有無) | 有り |
車椅子等利用者への配慮(多機能トイレの設置) | 有り |
受動喫煙を防止するための措置 |
施設内における全面禁煙の実施 | 有り |
健康増進法第28条第13号に規定する特定屋外喫煙場所の設置 | 有り |
医療相談体制の状況 |
医療に関する相談員を配置 | 無し |
医療安全についての相談窓口の設置の有無 |
医療安全についての相談窓口の設置の有無 | 有り |
医療安全管理者の配置の有無 |
医療安全管理者の配置の有無 | 有り |
医療事故調査制度に関する研修の管理者の受講 |
医療事故調査制度に関する研修(医療事故調査・支援センター又は支援団体等連絡協議会が開催するものに限る)の管理者の受講の有無 | 有り |
開設者 |
開設者名 | 迫田 敏 |
フリガナ | サコダ サトシ |
管理者 |
管理者名 | 窪園 遥 |
フリガナ | クボゾノ カナタ |
院内処方の有無 |
院内処方の有無 | 有り |
院外処方の有無 | 有り |
多言語音声翻訳機器を利用した対応 |
多言語音声翻訳機器を利用した対応 | 可能 |
障がいをお持ちの方への対応 |
項目名 | 項目名 |
聴覚障害者への配慮(施設内情報の表示) | 聴覚障害者への配慮(筆談など文字による対応) |
視覚障害者への配慮(施設内案内等音声表示対応) | |
保険医療機関、公費負担医療機関及びその他の病院の種類 |
項目名 | 項目名 |
保険医療機関 | 高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号) 第7条第1項に規定する医療保険各法及び同法に基づく療養等の給付の対象とならない医療並びに公費負担医療を行わない医療機関 |
労災保険指定医療機関 | 生活保護法指定医療機関(中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律(平成6年法律第30号) に基づく指定医療機関を含む。) |
原子爆弾被害者一般疾病医療機関 | 単独型臨床研修施設若しくは管理型臨床研修施設 |
在宅療養支援歯科診療所 | - |
ご利用可能な決済サービス |
項目名 | 項目名 |
JCB(クレジットカード) | VISA(クレジットカード) |
Master Card(クレジットカード) | 中国銀聯(クレジットカード) |
American Express | DISCOVER |
Diners Club | iD |
QUICPay | - |
それ以外のご利用可能な決済サービス | paypay、aupay、payどん、メルpay、d払い、デビッドは銀行のもののみ可能 |
マイナンバーカードの保険証利用により取得した診療情報を活用した診療の実施の有無 |
マイナンバーカードの保険証利用により取得した診療情報を活用した診療の実施の有無 | 有り |
健康診査・健康相談の実施 |
英文の歯科健康診断書(留学・渡航用等) | 対応可、要予約 |
事業所特殊健診(歯科 酸蝕症等) | 対応可、要予約 |
歯科検診 | 対応可、要予約 |
その他の健康診査、健康診断 | 対応可、要予約 |
健康相談 | 対応可、要予約 |
地域医療連携体制実施有無 |
産婦人科又は産科以外の診療科での妊産婦に対する積極的な診療の実施の有無 | 有り |
医療従事者の専門性に関する事項 |
専門性資格及び認定学会・組織 | 在籍人数(常勤換算) | 在籍人数(うち常勤)医師のみを対象 |
歯科麻酔専門医 一般社団法人日本歯科麻酔学会 | 1人 | - |
歯科麻酔専門医 一般社団法人日本歯科専門医機構 | 1人 | |
対応可能な疾患・治療の内容 ◆画像診断 |
項目名 | 前年度実施件数 | 項目名 | 前年度実施件数 |
CT撮影 | 240件 | - | - |
◆歯科領域 |
項目名 | 項目名 |
歯科領域の一次診療 | 成人の歯科矯正治療 |
著しく歯科診療が困難な者(障害者等)の歯科治療 | 摂食機能障害の治療 |
◆歯科口腔外科領域 |
項目名 | 前年度実施件数 | 項目名 | 前年度実施件数 |
埋伏歯抜歯 | - | 顎関節症治療 | - |
◆その他 |
項目名 | 前年度実施件数 | 項目名 | 前年度実施件数 |
漢方薬の処方 | - | - | - |
在宅医療 |
項目名 | 項目名 |
歯科訪問診療 | 訪問歯科衛生指導 |
歯科疾患在宅療養管理 | 在宅患者歯科治療時医療管理 |
在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理 | 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理 |
他施設との連携 |
項目名 | 項目名 |
病院との連携 | 診療所との連携 |
訪問看護ステーションとの連携 | 居宅介護支援事業所との連携 |
薬局との連携 | - |
情報開示に関する体制 |
情報開示に関する窓口の有無 | 有り |
情報開示に関する料金 | 1,000円 |
人員配置 |
職種 | 総数 | |
常勤 | 非常勤 |
歯科医師 | 27 | 23 | 4 |
歯科衛生士 | 28 | 27 | 1 |
診療放射線技師 | 4 | 4 | 0 |
管理栄養士 | 1 | 1 | 0 |
その他医療従事者 | 48 | 34 | 14 |
従事者合計 | 108 | 89 | 19 |
施設基準
さこだ歯科は以下の施設基準を厚生労働省に届け出ています。歯科医院における施設基準とは、厚生労働大臣が定める施設の基準に適合している場合に地方厚生局等に届け出るものです。この施設基準の届け出をすることで、歯科医院で行うことができる治療等があります。患者さんはこの基準を確認いただくことで歯科医院の診療体制や安全性、サービスを評価することができます。なお、以下に記載するそれぞれの施設基準の説明は患者さんにイメージを持っていただきやすいよう簡略化して記載をしております。いずれもどのような治療ができるか、施設であるかを例示したものであり、保証をするものでない点をご了承ください。
なお、それぞれの施設基準において連携医療機関情報が紐づく場合、連携医療機関は医科においては鹿児島大学病院、歯科においては鹿児島市立病院です。
歯科外来診療感染対策加算1 院内感染予防策が十分に講じることで届け出が行えます。治療器具の滅菌や使い捨てすべき器具の徹底、空気清浄やスタッフの衛生管理などを徹底しています。
歯科外来診療医療安全対策加算1 医療事故や緊急事態への備えを示します。例えば、万一治療中に体調が悪くなった場合のための救急設備(AEDや酸素、救急薬品など)を備えており、スタッフも緊急時対応の訓練を受けています。患者さんは「もしもの時」にも適切に対処してもらえる安心感を持って治療を受けられます。
う蝕歯無痛的窩洞形成加算 むし歯治療をできるだけ痛みなく行う技術を導入していることを示します。
酸素の購入価格の届出 届け出の名前としては直接歯科診療に関係がないように思える施設基準ですが、実際は笑気ガスや静脈内鎮静法など、リラックスして治療を受けるための麻酔設備を備えている歯科医院であることを示すものです。(こうした設備には酸素の備蓄が必要です)。歯科治療への恐怖心が強い方でも、うとうと眠っている間に治療を受けられるなど負担の少ない方法を選べます。また、酸素を用意していることで万一の急変時にも酸素投与ができます。
初診料(歯科)の注1に掲げる基準 設備や衛生管理、歯科医師の経験など一定の条件を満たした医院で、院内感染症防止対策が十分に行われていることを示します。
歯科治療時医療管理料 高血圧や心臓病、糖尿病などの持病がある患者さんに配慮した体制があることを示します。治療の前後や最中に血圧や脈拍、酸素飽和度などを測定・監視し、体調の変化にすぐ気付けるようにしています。
光学印象 歯型を採る際に従来の粘土のような印象材を使わず、口の中を専用のスキャナーで撮影してデジタル記録する方法です。材料を口いっぱいに入れて固まるまで待つ必要がなく、嘔吐反射(オエッとなる感じ)が強い人でも比較的楽に型採りができます。型取りが快適なだけでなくデジタルデータで精密な歯型がとれるため、仕上がる被せ物のフィット感や精度が高まるというメリットもあります。
CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー CAD/CAMシステムを使った被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)の提供が可能な歯科医院であることを示します。コンピューターで歯の形を設計し、自動切削機器で素材を削り出して作るため、金属を使わない白い歯を比較的短期間で作製できます。奥歯でも保険で白い歯が入れられるケースがあり、見た目が自然で金属アレルギーの心配も抑えられます。
医療DX推進体制整備加算 デジタル技術を活用して効率的な診療体制を整えています。例えば、マイナンバーカードの保険証利用で受付がスムーズになったり、電子カルテで患者情報を一元管理したり、他の医療機関との情報共有がしやすいといった利点があります。診療の待ち時間短縮や、過去の治療履歴・薬剤情報の活用による的確な治療につながります。
歯科技工士連携加算1及び光学印象歯科技工士連携加算 歯科技工所(技工士)との連携体制が充実している歯科医院であることを示します。デジタルの歯型データや写真を技工士と共有し綿密に相談しながら被せ物・入れ歯を作製するため、出来上がる歯がより精密で患者さんの口に合ったものになります。その結果、装着後の違和感が少なく調整も最小限で済み、より満足度の高い人工の歯をスムーズに手に入れられるようになります。
歯科技工士連携加算2 歯科技工士との連携がさらに手厚い歯科医院です。院内に歯科技工士が在籍していたり、専属で担当したりする体制が整っており、その場で細かな色合わせや形の調整を行うことも可能である場合に届け出ができます。患者さんにとっては、被せ物や入れ歯がより短期間で自分にぴったり合う状態に仕上がり、見た目や噛み心地にも満足いただきやすくなります。
手術用顕微鏡加算 治療用の高倍率顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて精密な歯科治療を行う歯科医院であることを示します。肉眼では見えない細かな部分まで確認しながら処置できるため、特に根管治療(歯の神経の治療)で治療の精度と成功率が高まります。削り過ぎなどの無駄を減らし歯を必要以上に傷めずに済むことができます。
レーザー機器加算 歯科用レーザー機器を備えて治療に活用している歯科医院であることを示します。レーザーを使うことで、歯ぐきの処置や小さなむし歯の治療時に出血や痛みを抑えたり、傷の治りを早めたりできます。
手術時歯根面レーザー応用加算 歯周病の手術などで歯の根っこの表面をレーザーで処理する技術を導入しています。レーザーで根面を殺菌・清掃することで、歯周病の原因菌を除去し歯ぐきの治りを促進します。
小児口腔機能管理料の注3に規定する口腔管理体制強化加算 子どもの口腔機能の発達に配慮した体制を整えている歯科医院です。単にむし歯を治すだけでなく、飲み込み方や舌の使い方、歯並びなどお子さんの口の機能を総合的に観察・管理します。成長期に適切な指導や治療を受けられるため、将来まで見据えた健全な歯並びや口の使い方を身につけられます。
在宅療養支援歯科診療所1 歯科医師が患者さんの自宅や施設に訪問して診療を行う体制が十分に整った歯科医院であることを示します(在宅療養支援歯科診療所1)。急な往診や医科との連携にも対応でき、高齢で通院困難な方でも定期的に歯の治療や口腔ケアを受け続けることができます。自力で通院できなくなっても必要な歯科医療をご提供でき、寝たきりの方や介護が必要な方、そのご家族にとって大きな安心につなげられます。
在宅療養支援歯科診療所2 こちらも訪問歯科診療に対応している歯科医院であることを示します(在宅療養支援歯科診療所2)。地域で在宅医療を支える役割を担い、ご自宅で療養中の患者さんのサポートを致します。
在宅患者歯科治療時医療管理料 訪問歯科診療の際にも患者さんの全身状態を管理できることを示します。自宅で治療を行うときに血圧や脈拍などを測り、体調の変化に注意しながら進めることで、持病のある方やご高齢の方の治療ができます。往診中でも病院で受けるような安全管理のもとで歯科治療が実現できます。
在宅患者訪問診療料(1)の注13、在宅がん医療総合診療料の注8、歯科訪問診療料の注20に規定する在宅医療DX情報活用加算
訪問歯科診療においてもデジタル技術を活用して情報を共有している歯科医院であることを示します。往診先で撮影したお口の写真やレントゲン、治療内容がデジタル情報でクリニックの記録に残り、必要に応じて主治医や介護者とも情報共有できます。離れた場所で診療を受けていても関係者間で連携が取りやすくなります。
有床義歯修理及び有床義歯内面適合法の歯科技工加算1及び2 入れ歯の修理や作り直し(裏打ち=内面適合)を迅速に行える歯科医院であることを示します。入れ歯が割れたり合わなくなったりした際に、当院の技工体制で早めに修理・調整できるため、長く入れ歯を預けっぱなしにする必要がありません。その場でフィット感を調整できるため「入れ歯が痛い」「噛めない」といった不便を早く解消でき、日常生活への支障を最小限に抑えるよう努めています。
有床義歯咀嚼機能検査1のロ及び咀嚼能力検査 入れ歯を使ってちゃんと噛めているかを調べる検査を行える歯科医院であることを示します。一定量のテスト食品を実際に噛んでいただき、そのすりつぶし具合を調べて入れ歯の咀嚼能力を数値化して評価します。自分の入れ歯でどれくらい食べ物を噛めているか客観的に知ることができ、必要に応じて入れ歯の調整や作り替え、噛む訓練など適切な対応を受けられます。
有床義歯咀嚼機能検査2のロ及び咬合圧検査 入れ歯での噛む力(咬合圧)を測定できる歯科医院であることを示します。専用のフィルムやセンサーを使ってどれくらいの力で噛めているか、噛み合わせのバランスは良いかをチェックします。噛む力が弱い部分や偏りを見つけ出し、入れ歯の噛み合わせ調整や作り直しに役立てることができます。
口腔細菌定量検査 お口の中の細菌量を調べる検査を実施できる歯科医院であることを示します。唾液や歯垢を採取して、虫歯や歯周病の原因菌がどれくらいいるか数値で示すことができます。自分の口腔衛生状態を客観的に知ることができるので、患者さんは日々の歯みがきや歯科でのクリーニングの効果を実感しやすくなります。数値が改善すればお口の健康管理がうまくいっている証拠になり、逆に高ければ予防策の見直しにつなげることができます。
口腔粘膜処置 口の中の粘膜(ほおの内側や舌、歯ぐきなど)の異常や病変を治療できる歯科医院であることを示します。なかなか治らない口内炎や白い斑点、粘膜のただれなどがあった場合、その場で薬を塗るなどして必要に応じて処置することができます。お口の粘膜にできた出来物は心配になりますが、専門的に診ることができるため、早期に対処でき、万一重大な病変が疑われる場合も早めに発見して専門医につなげることができます。
歯周組織再生誘導手術 重度の歯周病で失われた歯ぐきや骨を再生させることを目指す手術を行える歯科医院であることを示します。特殊な膜や材料を使って歯を支える組織が再び育つように治療するため、ぐらついていた歯がしっかり固定される可能性があります。
歯根端切除手術の注3 歯の根っこの先に残った感染を外科的に取り除く「歯根端切除術」を行える歯科医院であることを示します。通常の根管治療(神経の治療)では治りきらない歯でも、この手術で根の先をきれいに切除・消毒して封鎖することで歯を残せる場合があります。高度な技術と設備が必要な処置ですが、歯を抜かずに済む可能性が高まるものです。
クラウン・ブリッジ維持管理料 被せ物(クラウン)やブリッジを装着した後も定期的に状態をチェックしてケアしてくれる歯科医院であることを示します。治療後のフォローアップとして数か月ごとに噛み合わせや歯ぐきの状態を見たり、清掃したりすることで、入れた歯を長持ちさせられます。治療して終わりではなく、「ずっと調子よく使えている」状態を目指しています
歯科外来・在宅ベースアップ評価料(1) 歯科衛生士や歯科技工士などの賃金改善を目的とした制度です。働く歯科医師、歯科衛生士等の賃金改善が目的ではありますが、賃金の改善は長く良いスタッフの雇用に繋がり、患者さんにとっては治療技術の向上につながるものと考えています。