歯列不正がある方はほぼ全ての方で歯の凸凹があります。
上下すべての歯の凸凹を治し平らな平面になるように並べることを、専門用語では「レベリング」と言います。
歯並びを平らにしていく時の主役はワイヤー(主線)です。前回の記事でご紹介しましたが、ワイヤーにもいくつか種類がありますし、断面も丸型のものと角型のものの2種類があります。歯をどのように動かしたいかを考え、ワイヤーを取りかえていきます。通常細くて柔らかいものから順に太くて硬いワイヤーへと変えていきます。
およそ4~6ヶ月位かけて凸凹を修正していきます。レべリングが終わる頃には凸凹の歯並びは、ほぼ平らになります。