こんにちは(*^^*) 今日はいちご舌についてお伝えします。 いちご舌とは… 舌が腫れ、表面にいちごのようなブツブツの赤みができる状態を、「いちご舌」と呼びます。通常、いちご舌が見られるときには、高熱、くちびるやリンパ腺の腫れ、のどの痛み、全身の発疹など、体のほかの部位にも症状が現れるので、総合的に考えて病気の診断をします。
子供にいちご舌が見られた場合、考えられる病気が主に2つあります 溶連菌感染症 「溶連菌感染症」は、A群β溶血性連鎖球菌という細菌によって起こる感染症で、4~10歳の子供がかかりやすい病気です(※1)。 初期症状は風邪に似ていて、38~40度の発熱や吐き気、腹痛などが見られます。子供が溶連菌に感染すると、風邪のときよりも強いのどの痛みを訴える傾向にあるのが特徴です。 溶連菌感染症にかかると、咽頭の発赤、顔や体の皮膚に淡い発疹が出るなど、全身の皮膚に変化が見られます。口の中の変化の1つがいちご舌で、舌の表面が赤くブツブツと見えることもありますが、特に目立った変化がない場合もあります。発熱後、かゆみのある小さな赤い発疹が全身に現れ、それが治まったあとに手や足の指の皮膚が細かいくずとして、むけてくることもあります。 川崎病 川崎病は、正式には「急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」いう名称の病気です。主に4歳以下の子供、特に1歳ぐらいの乳幼児に多く見られます。原因はまだはっきりわかっていません。 川崎病にかかると、いちご舌のほかにも「39~40度の高熱が5日以上続く」「目が充血する」「全身に発疹が出る」「手足が赤く腫れ、そのあと指先の皮がむける」「リンパ腺が腫れる」といった特徴的な症状が出ます