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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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皆さんこんにちは( *´艸`)
今日は舌についてお話します。

舌が白くなる「舌苔」とは?
皆さんは朝晩の歯磨きの時、鏡を見て自分の舌が白いなぁと驚いたことはありませんか?
その正体は舌苔(ぜったい)といいます。
正常な状態というのは、全体的にうっすら白い状態を言います。
そして舌苔が増えすぎた状態というのは、白く分厚くこべり付いている状態を言います。

これら舌苔の正体は

食べカス
口の中で繁殖している雑菌類
代謝によって剥がれ落ちた舌の組織

などでできています。

人の舌は複雑な味覚センサーを持っているため、表面がザラザラとしています。
その凹凸に雑菌などが住み着いて繁殖したのが舌苔なのですが、うっすらと白い舌苔であれば特に健康上の問題はありません。

しかし、びっしりとこびりついた場合
色が黄色や一部黒くなっているような舌苔の場合は病的な舌苔の可能性があります。
また、舌苔は病気からくるものであるか無いかに関わらず、注意が必要となるのです。
なぜなら舌苔からは、雑菌が繁殖する過程で「硫化水素」という毒素を発生させているからです。
この毒素は硫黄のような臭いがして、食道や気管に入り込むと健康な細胞をおかしてしまいます。
この硫化水素は病的ではない舌苔からも発生するため、健康上問題ないとは言え、口臭の原因になります。

鏡でご自身の舌を見てみてください。