歯ブラシはヘッドが大きすぎると、歯ぐきや唇、頬などに当たって仕上げ磨きが嫌いになることもあるので、使いながら子どもが痛がっていないか、様子をよくチェックしてから磨きましょう。
子どもに一人で磨かせると、歯ブラシを噛んですぐボロボロになってしまいます。子ども用と仕上げ磨き用、2本用意するのがおすすめです。
そして歯ブラシはペンを持つように握ります。子どものほおに小指をそっと当て支点をつくると、磨くときに手が安定します。
歯ブラシの毛先を歯にきちんとあて、軽い力で細かく動かしましょう。歯は一度に何本も磨こうとせず、1~2本ずつ磨くつもりで。1~2本の歯に5~6秒(10~20回)が目安です。
力を入れ過ぎると、歯ぐきが傷ついて、痛くて歯磨きが嫌いになってしまいます。また、上唇の裏にある筋(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛いので、上の前歯を磨くときはママの指でガードしましょう。
歯の汚れを落とすときは歯ブラシを軽くあてて振動させるように動かすのがコツです。
磨き残しが多いのが歯と歯ぐきの境目や、奥歯の溝、上の前歯の裏側、歯と歯の間になりますので注意して磨きましょう。