こんにちは。
皆さんは食事をするとき、レタスのパリッとした感覚や、硬いおせんべいをバリッと噛んだり、この歯ごたえはどこで感じていると思いますか?
歯の表面には神経はありません。
実際、髪の毛一本噛んだだけでも、あっ、今噛んでるな、と簡単に分かってしまいます。
この感覚を可能にしているのが歯の周りにある歯根膜という組織なんですね。この歯根膜は歯を支えている骨と歯の根っこの表面をつないでいる弾力のある繊維です。
この神経が食べ物の硬さや感触を感じています。
硬さを判断できずに食事をしてしまうと固いものをうっかり食べてしまい、自分の歯を欠けさせてしまったり、割ってしまうこともあります。非常に重要な役割をもっているのです。
噛むと痛い、と感じるときはこの歯根膜が炎症を起こしてしまっている場合があります。
歯が抜けてしまうとこの感覚を失ってしまうので食事がかなり味気ないものになってしまいます。
いつまでも自分の歯で噛むことで美味しい食事を楽しみたいですね。