小さいお子さんは歯磨き自体に慣れていないことが多く、歯磨きを嫌がったりする事がありますよね。
まずは歯磨きは楽しい、苦手なものではない、と認識してもらう事が大切です。
歯が生え初めの頃は清潔なガーゼや綿棒でそっとぬぐう程度で大丈夫です。
口の中にいきなり歯ブラシを入れてしまうとお子さんもびっくりして嫌がる事があります。まずは歯を触る事になれることからスタートです。
このガーゼ磨きのときも楽しみながら行う事がポイントです。拭ったらしばらく休んで話しかけたり、歌を歌ったり休みながら行ってみましょう。汚れを落とそうと一生懸命になり長い間、口を開けさせてしまっていたり力を入れてこすったりするとお子さんも痛く、苦痛な時間となってしまうので歯磨きを苦手なもの、と捉えてしまいます。
小帯といって、上の歯茎の真ん中から唇に向かってひだがありますが、この部分に触ってしまうと痛みを感じますので気をつけましょう。
ぶくぶくうがいができるようになれば歯磨き粉をスタートできるタイミングです。
今は飲み込んでしまっても身体に害の無い歯磨き粉が多いですがきちんと自分でぺっと吐き出せるようになった頃からのスタートがいいかと思います。
歯磨き粉を選ぶポイントとして
●研磨剤、発泡剤が少ないものを選ぶ→きちんと汚れが落とせたかみれるように
●フッ素が入っているものを選ぶ→歯質の強化
●好みの味のもので楽しく磨く
歯ブラシを自分で持てるようになれば親と一緒に真似て歯磨きをする事で楽しみながら習慣化できると思います。
歯磨きは親子のコミュニケーションタイムです。楽しみながら行うようにする事で歯磨きを嫌がらなくなると思います。