噛む事の効用についてお話ししようと思います。
皆さんは一回の食事で何回咀嚼をすると思いますか?
現代人の一回の咀嚼回数は600回と言われています。
結構多いなーと思われるかもしれませんが、大昔の弥生人の咀嚼回数は4000回でした。
噛む事という行為はお口の中に負荷をかけるのである程度のストレスになります。
ストレスというと悪いイメージを持ちそうですが、適度なストレスは口腔機能を鍛える事になります。
唾液の分泌を促す、筋肉を鍛える、歯並びがよくなるなどです。
噛むことはジムに行って筋肉を鍛えるのと一緒で、知らず知らずのうちにお口を鍛えている事になります。
ということで、柔らかいものを食べがちな現代人はそういった機能が衰えていきがちです。
お口の中に食べ物を入れたら20?30回は噛むようにして、お口を鍛えてあげましょう。