こんにちは(*´?`*)
今日は高血圧についてです。高血圧は血圧が高いことはもちろんですがそれに伴う合併症が怖い病気です。
皆さんはどのような合併症があるかご存知ですか?
高血圧症の合併症
合併症とは、ある病気が引き起こした異なる病気のことです。 高血圧になると、圧力の高い血液の流れが血管に負担をかけます。その結果、以下の様な合併症を引き起こす可能性があります。
■脳血管障害
●脳梗塞
脳に栄養や酸素を送っている血管の中で、動脈硬化によって血液の流れが悪くなってしまいます。すると、脳が必要とするだけの栄養や酸素を受け取ることが出来なくなるので、脳梗塞を引き起こします。
●脳出血
動脈硬化により、脳の血管の弾性が損なわれ、かつ血圧が上昇することで、脳動脈瘤や血管が破れて出血してしまうことがあります。
■心血管系疾患
●心臓肥大
血圧の上昇や動脈硬化により、心臓から血液を送り出すために大きな力が必要になってきます。そのために心臓の筋肉である心筋が発達して太くなってきます。そのために心臓そのものが大きくなってしまいます。
●心不全
高い血圧が続いたり、動脈が硬化したりすることで、心臓から血液を送り出す働きが低下します。その結果、身体全体の血液の流れが悪くなってしまう病気です。
●虚血性心疾患
動脈硬化が原因で、狭心症や心筋梗塞など、心筋に栄養や酸素を送っている血管が詰まったり、血液を必要としたりするだけ受け取れなくなる病気のことです。
●動脈瘤
動脈瘤とは、動脈に出来たこぶの様なもののことです。これが破裂すると、脳梗塞を引き起こしたりします。
●眼障害
眼底とよばれる眼の奥深いところに走っている細い動脈に出血や血管の異常が生じます。
■腎臓疾患
●高血圧性腎不全
腎臓内部にある糸球体とよばれるところには、細い血管がたくさん集まっています。血圧が上昇し、その細い血管が損傷すると、血液中にたまった老廃物をろ過出来なくなります。この状態を高血圧性腎不全といい、ひどくなると人工透析をしなければならなくなることもあります。