鏡で歯ぐきを観察してみましょう。
色や、形はいかがでしょうか。
正常な状態であると色はピンク色で、形は歯と歯の間に沿ってしっかりと三角形の形をして引き締まった状態です。
炎症が起こってくると色は赤くなり、歯ぐきもぶよぶよとふくらんできます。
なぜ炎症が起こると歯ぐきの色が赤くなるのでしょう。
それは、歯の表面に(特に歯の根元あたり)プラークがついてくると歯ぐきの中の血管が広がり、充血するからです。
炎症した血管の中には10倍以上の血液が流れこみます。この充血した状態が起こることで歯ぐきが赤く見えるのです。
また、歯ぐきのすぐ下には網目になっているさらに細い血管があります。炎症を起すとその部分の血管も大量の血液が流れ込み赤血球が増えることで歯茎が赤く見えるのです。
歯ぐきの赤みの原因はプラークによる充血ですので歯の周りのプラークを落とす事ができればこの赤みは減っていきます。
個人の歯並びにより効率的な歯の磨き方などがありますので是非歯医者さんで相談してみましょう。