みなさんこんばんは!
今日はレントゲン(エックス線)についてです。
何故、歯医者ではレントゲン撮影をするのでしょうか?
エックス線は、骨の中の構造変化を知るために用いられ、現在最も有効だといわれている方法です。
エックス線を使用すると、骨の中を透視することができます。通常とは構造の違った部分がないか確認することができ、これを非破壊検査と言います。
歯科治療において「病気がありそうだから削ってみましょう」「歯ぐきを切り開いてから考えてみましょう」というような、行き当たりばったりの診療を行うことはできません。
非破壊検査を行うことで、どのような変化がどの位置で起こっているかを診断することができ、そうした判断材料を元に治療計画を立案することができます。
治療計画を患者さまに提示し、同意をいただく「インフォームドコンセント」が主流の現代においては、エックス線の撮影は欠かすことができないのです。
また定期的に撮影することで、以前との比較もできるので、レントゲン撮影は1回ではなく数ヶ月~数年に1度など治療に応じて定期的に撮影をしています。