ドライソケットとは、血餅(血液が凝固してできる餅状の塊)ができずに顎の骨が露出し、炎症を起こして激しく痛む状態のことを指します。 通常、抜歯を行うと歯茎の穴は血餅で塞がれます。しかし、ドライソケットの場合は血餅が上手く固まらずに塞がれない状態です。
ドライソケットには、さまざまな症状があらわれます。
○痛みが悪化し激痛に変わる
○歯茎の穴が白っぽくなり嫌な臭いがする
ドライソケットができる原因として、抜歯後の頻繁なうがい、 舌や指で抜歯した箇所を触る 、激しい運動や長風呂、タバコを吸っている、念入りな歯磨き、などいくつかあります。当院では抜歯された患者に注意事項の紙をお渡します。この注意事項に目を通して、しっかり守ることが大切になります!
また、抗生物質のお薬が出された場合は感染予防のため、しっかり服用しましょう!