はっきりとした発声を身につけましょう。
話し方を改善するためには、声をはっきりと出していくことが大事です。はっきりしないこもった話し方では相手が聞き取りにくく、聞き返される場面が多くなります。
さらに、はっきりしない発声は印象を悪くしてしまいます。はっきりとした発声に改善していくためには、次に2点に注目することが必要です。
① 口を大きく開ける
② 舌を動かす
当然ですが、口を開けなければ発声することはできません。はっきりと発声できる人は大きく口を開けているはずです。そのためには、唇の動きを促していくことが必要です。また、舌の動きは音の調整をしています。その調整が上手くできなければ、はっきりとした発声にはなりません。
この2点の動きを促すためには、その動きが最も必要とされる単語を発声することです。その音とは「パ」と「タ」と「カ」が当てはまります。
「パ」「タ」「カ」の発声
では、はっきりとした発声を身につけるための方法を紹介したいと思います。それは「パ」「タ」「カ」と発声することです。
・「パ」は唇の動きを促します。
・「タ」は舌を前に出す動きを促します。
・「カ」は舌を後に引っ込める動きを促します。
この3つの言葉を発声することで、唇と舌の動きの両方を鍛えることができます。唇と舌の動きを鍛えることで、はっきりとした発声を身につけていくことができます。
では、実際にやってみましょう!
はっきりと発声法の練習
①「パ」と5回発声します。鏡を見ながら唇がはっきりと動いているかを確認してみましょう。
②「タ」と5回発声します。舌が前に出て口の中から見えているか確認してみましょう。
③「カ」と5回発声します。舌が後に引っ込んだままはっきりと発声できているかを確認してみましょう。