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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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日本では「入れ歯」はほとんどの方が知っている人口の歯です。では、どのくらい前から存在していたのでしょうか?

日本では、ヨーロッパより200年も早く「噛める総入れ歯」が実用化されていたようです。ツゲの木などを彫刻して作り上げた「木の入れ歯」だそうです。「木入れ歯」は明治時代まで使用され、江戸時代には「入れ歯師」と呼ばれる専門職業ができるほど定着したようです。

また、材料はツゲが一番といわれており、中でも伊豆七島のホンツゲが最高級品とされていたようです。

現代では、現代のプラスチックや金属などその方にあった材料で「入れ歯」が作られておりますが、昔は自然のものでより適した材料を選んで作られていたようですね。ちなみに、ツゲの木は硬く、抗菌作用があり不潔になりにくいことから使用されていたようです。

昔の方の発想と知恵は素晴らしいですね(^^♪