口をあけると痛む、口が開かない、口をあけると顎がカクカクなる…。顎関節症の大きな症状です。
顎関節症は幅広い年代に起こりますが最近では特に若い女性に多く発症することが多いようです。
原因として、以前はかみ合わせの異常から起こるものと考えられていましたが今は、いくつかの原因があり、それらが重なって自分の限界を超えたときに起こると考えられています。
●食いしばり、歯ぎしり ●ストレス ●片方がみ(偏咀嚼) ●顎や筋肉に負担をかける自分の癖(うつぶせ寝、頬杖、猫背) ●悪いかみ合わせ ●その他(顎をぶつけた、長時間口をあけすぎた)
症状により、治療方法もいくつかあります。
●原因を探り、日常的な原因をやめるようにする ●症状により患部を温めたり、冷やしたりする ●顎運動(口を開け閉めしたり、口をゆっくりあけるなど顎の動きをスムーズにする) ●スプリント作成(食いしばりによる負担を少なくする) ●薬(痛み止めや、筋肉の緊張を和らげるお薬で様子を見ることもあります) ●外科療法
顎関節症はひどくなると手術が必要になったり、症状も顎の痛みだけでなく全身的に痛くなってきたり、めまいも起こることがあります。口が開けずらくなることで食事もしにくくなりストレスが大きくかかってくることもあります。