Tips

豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

夏風邪の代表的な疾患といえば!!

ヘルパンギーナ☆

ヘルパンギーナはおもにコクサッキーウイルスA2~6.10型の感染によって発症します。

夏と秋に流行し、7月にピークを迎えます。

好発年齢は5歳以下の乳幼児で、全体の90%を占めます。

39℃を超える高熱が出現するなどの症状を程することがあります。

ウイルスが体内に入ると2~5日間の潜伏期間を経て高熱が2~5日間

続き、全身倦怠感や筋肉痛がみられます。

口腔内にも症状が表れ、咽頭部の腫脹や疼痛、嚥下困難が認められます。

軟口蓋・扁桃弓に1~5mmの小円形の水泡を形成します。水泡はすぐに破れて潰瘍を

形成します。

同じコクサッキーウイルスによる手足口病や単純ヘルペスウイルスによる口内炎

があります。