こんにちは(*^_^*)
雨ばかりでもう梅雨かな…と思ってしまいます。
今日は『口内フローラ』 についてです。
皆さんは口内フローラという言葉と聞いたことがありますか??
口内フローラとは…
口腔フローラは、口腔内で形成されている細菌叢を意味しています。フローラ(flora)という単語が、細菌叢や植物相といった意味を持っているのです。
なんと…
口腔内には700種以上の菌種が生息しているヒトの消化管には、沢山の細菌が生息しています。とりわけ、口腔と大腸で検出される細菌の数は群を抜いています。口腔内に限っては、菌の種類だけでも700種以上にも及ぶのです。
口腔フローラの特徴
口腔フローラは、舌背、歯面、歯肉溝などに形成されます。そんな口腔フローラを形成している細菌には、次のような特徴があります。
・レンサ球菌が最大の比率を占める
・強病原性菌はいない
・歯や口腔粘膜に付着可能な菌のみが定着
ちなみに、新生児の口腔は、まだ無菌状態が保たれています。それが産道を通る過程や、母親の唾液や皮膚のフローラと接触することによって、新生児の口腔内にも細菌感染が引き起こされるのです。