こんにちは(*^_^*)
今日は、★誤嚥性肺炎★についてお話したいと思います!!!
高齢者の死因の4番目は肺炎といわれています。そのうちの約半数は誤嚥性肺炎なのです((+_+))
誤嚥とは、食道と気道を分ける≪ふた≫の動きが弱く、飲食物が誤って気管に流れこむことをいいます。若い方にもたまに起こることもありますが、反射的にむせて誤嚥したものを気管から排除します。しかし、高齢者はふたの動きも反射作用も弱くなってきていますので、飲食物の一部が気管から排除されず肺の中まで入り込んでしまう可能性が高い状況にあります。気管に入った飲食物には細菌が付着しています。この細菌が肺炎を起こす原因となるのです。実際に肺炎を起こした高齢者の肺からは、口腔内に存在している細菌が多く見つかっています。高齢者は体の抵抗力が低下しているため、少しの細菌でも肺炎を起こす危険性があり、抗生剤も効きにくくなっています。口腔内が不潔な状態にあると、多くの細菌が増殖している状況であるので、少しの飲食物を誤嚥しただけでも多量の細菌が肺に入ることになります。
特に、高齢者の要介護者はお口の中の清掃状態が行き届きにくい状況から磨き残しがみられ、誤嚥性肺炎の危険性が高くなります。
歯ブラシだけでなく、舌ブラシ、義歯ブラシ、義歯洗浄剤や補助清掃用具等を使用し、歯だけでなく、舌や粘膜、義歯を清潔にし誤嚥性肺炎の予防に努めましょう。