舌にはいろいろな役割がありますが、あまり詳しく観察することもないのではないでしょうか。
舌にもいろいろなタイプがあります。今回は『溝状舌(こうじょうぜつ』についてご紹介します。
舌を出したときに表面にひび割れのような深い溝ができている場合があります。
このような状態の舌を溝状舌といいます。これは病気でも何でもありません。一人ひとり、顔が違うように舌の状態も違うのです。
ただ、溝の中に汚れが溜まって炎症を起したり、口臭の原因になったりすることもありますので歯磨きの際は舌の上も磨くようにしましょう。舌が炎症を起すと味覚異常を起すこともあります。
歯ブラシで全体を軽くなでるようにし、溝の部分はワンタフトブラシ(部分的に磨ける頭の小さい歯ブラシ)でなでるように磨くとよいでしょう。