舌はどんな役割を持っているでしょうか?
舌の役割は味覚だけでなく、食べ物を上手に飲み込んだり、飲み込んだ後の消化をスムーズにしたりと食べたり・飲み込んだりする際に非常に重要な役割を持っています。
舌には味を感じる『味蕾』という細胞の集まりがあります。
この味蕾は舌の先、根元そして根元付近にあります。私たちは、甘み・苦み・酸味・塩味・うま味といった味を味蕾で感じ取ります。
歯の表面には約5,000個もの味蕾があると言われているので、舌を強く磨いたりやけどなどでダメージをうけてしまうと味覚が感じにくくなり、口臭が強くなることがあります。
また、私たちは食事をする際に食べ物と唾液をお口の中で舌を使って混ぜています。無意識に行っている行動ですが、これにより消化をしやすくなったり、食べ物をまとめて飲み込みやすくしたりすることができます。
舌は筋肉なので、年齢を重ねて舌の動きが弱くなると飲み込むのが大変になったり、消化が悪くなって体に負担がかかったり、むせやすくなって肺炎につながるケースもあります。
日頃からお口をよく動かすことが、健康に過ごすうえで非常に大切です、