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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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みなさんこんにちは!!

みなさん親知らずだったり歯を抜いた経験ありませんか?

親知らずを抜いた後、徐々に治まっていくはずの痛みが激痛に変わっていき、不安になる方も多いのではないでしょうか?
それはドライソケットの可能性があります。
ドライソケットは抜歯をした人の特に下の親知らずで高い割合で起こるといわれています

通常抜歯後1~4日でおさまってくる痛みが治まらず、一週間以上長引き痛みが強くなり、触れると痛いなどの症状がでます。
これは何らかの原因で抜歯した穴が血液で覆われず、かさぶたが出来なかったため、骨の上に歯肉が作られず、骨が露出したまま物が入ると直接触れるため、強い痛みを感じます。

通常1~4日で時間の経過とともにおさまる痛みが、だんだんと強くなり、激痛に変わります。
これは通常、時間とともに血餅でふさがる穴がふさがれず、骨が露出したままになっているため空気に触れたり、物が直接触れるため、リンパから顔面、頭の方まで痛くなるなどの症状がでてきます。

予防としては
うがいにより固まり始めた血餅を洗い流してしまい、せっかくできたかさぶたを剥がしてしまうことになります。
血がにじんで気になるようでしたら、ガーゼなどを強く咬み、圧迫して止血しましょう。
うがいをするのであれば、適度に軽くゆすぐ程度にしましょう。

抜歯後穴が気になって舌でいじってしまったり、傷口に食べ物が入ってひっかかってしまって気になり、いじったりしてしまう人が多いですが避けてください。
舌でいじって傷口が開いてしまったりすることがあります。
傷口の細菌感染を防ぐためにも過度に傷口をいじらないようにして下さい。

歯を抜いた後はドライソケットに注意しましょう