子供たちに好きなもの何？と聞くと、「カレー」「ビザ」「ハンバーグ」「フライドポテト」「チョコレート」などなど現代っ子らしい答えが返ってきます。昔はこういった食べ物はありませんでした。この食べ物の好みと並行して、実は子供たちが噛む回数がどんどん減ってきているという現状があります。
いつまでたっても柔らかいものばかり口にし続けていると子供は「噛まなくても大丈夫」と認識してしまい、噛まずに飲み込む習慣が付いてしまうのです。
ではどうすればご飯を噛むようになるのでしょう。いったん身に着いてしまった習慣はなかなか直すことはできません。

そこで食材はあえて大きめサイズやスティックサイズにして与えましょう。
献立には歯ごたえがあり噛まなければ飲み込めない食材を盛り込みます。
味だけでなく食感も料理の美味しさを左右することを教えてあげましょう。
おすすめの食材としては
りんご
こんにゃく
ごぼう
レンコンなどです。

きちんと噛まなければ食べ物が消化されにくく胃の調子が崩れたり肥満の原因にもなります。噛まずに飲み込むことで起こるさまざまなデメリットを考えると、子供の頃から噛む訓練をしておくことが大切です。