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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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みなさんこんにちは!

舌に歯型がついている事ありませんか?
歯型がつくという事は何かしら原因があってつくものなので今日は紹介したいと行います。

1低舌位
舌は、安静時は上あごに接しているもの。ところが、舌の筋力がないとだら~と下がってしまいます。そのため歯型が付くことに。
舌がだらりと広がる為に、歯型がつきやすくなります。そして、低位舌になると気道が狭くなるために、睡眠時無呼吸症候群を発生しやすいです。

⇒低位舌は筋力の衰えを防ぐ、または筋力をつけることで改善・予防が期待できます。舌を動かす運動やガムトレーニングによって筋力をつけることができます。

2手足と同じように舌も、むくみます。むくみによって舌が大きくなり歯に触れる時間が長くなると歯型として残ります。

まだ、胃腸の不調や冷えによってむくみを起こす人もいます。水分代謝が下がった状態を水毒といい、水毒によるむくみを水腫と呼びます。

⇒水分を摂り過ぎない、塩分を控えめにする、冷たい飲み物よりは温かい飲み物、といったように、食生活の改善がオススメです。また、漢方薬が効果を発揮することもあるようです。

3TCHとは、ひとことでいうと歯を噛み続ける癖です。人は通常時、上の歯と下の歯の間にほんの少し隙間が空いているものです。

理由もなく?合わせる必要はありません。ところが、この噛む癖を持っている人はずっと歯を咬み合わせた状態でいる時間が長い為に舌に歯型がついてしまいます。特に下の縁に歯型が付きやすいようです。

この癖は、普段ストレスを感じている人に多く見られ、口を閉じる筋肉の緊張によりこわばらせてしまう為に歯を食いしばった状態になります。肩こりの原因になっていることもあります。