事故やけがで歯が抜けたとき、折れたときはどうすればいいのかご存知でしょうか??
正しい対処によって、歯を元の状態に戻すことができる確率がぐっと上がるのでお話ししたいと思います!
一番は歯を乾燥させず、湿った状態のまま保存して歯科へ急ぐことです。
そして、歯根膜(歯ぐきと歯を支えている骨の間にある膜)を傷つけないことが重要となります。
まず汚れを落とすために水道水の流水下で10秒?20秒程度すすぎます。
しかし洗いすぎることは×です!歯の根っこの表面の繊維をなくさないようにします。また、アルコールや石鹸、塩水などは使わず、冷たい水だけで洗い流します。
そして、手で持つ場合も歯の根っこは絶対に持ってはいけません。手で触って汚すと、感染の原因になります。
乾燥を避けるため歯は牛乳を入れたケースか薬ビンに浸して持ち運びましょう。あるいは、本人か親の頬と歯茎の間に入れて保存します。
歯が抜けたとき・折れたときのいずれの場合も、大切なことは歯を湿った状態で保つことです。そして、できれば30分以内に歯科へ行きましょう。2時間以上経過すると歯根膜が死んでしまいます。
正しい応急処置で歯を守りましょう