今回はカンガルーについてご紹介したいと思います。
カンガルーは生きた化石ともいわれています。6500年前の中生代から存在しているのです。(恐竜がいた時代です)
カンガルーには30本の歯があり下の前歯2本はシャベルのように前に突き出ていて草を掘り起こして食事をします。
歯が伸びすぎないように定期的に硬い木の皮をかじって伸びないようにしています。
さて、カンガルーは最初は小臼歯一本のみ生えています。カンガルーはゾウと同じベルトコンベアーのように後ろから次々に押し出されて歯が生えてきます。
6歳になったころくらいに最初に生えていた小臼歯がぬけます。そのころにはすべての歯が生えそろっているわけですが、カンガルーはこの抜け落ちた歯以外は最初からすべて永久歯なのです。
人間のように乳歯から永久歯に変わるということはなく、はじめから永久歯で生え変わることはありません。
また、カンガルーは草食動物なので肉を噛みちぎる犬歯(糸切り歯)がないことも特徴です。