小さい体とかわいらしい動きで人気者のリス。動物園でも人気のコーナーになっています。
リスと言えば前歯がイメージ深いですよね。(^o^)
ドングリやクルミなど硬い殻も前歯で器用にかじってむいていきます。
この前歯ノミのような形をしていて、人間にはない『門歯』と言う歯になります。
門歯の内側の部分は硬いエナメル質がないため内側から早くすり減っていきます。内側のみががだんだんすり減ってくるので結果としてノミの刃のような形になってくるのです。
おもしろい事に、この『門歯』は一生伸びつづけるという特徴があります。そこで硬いものをかじったりして常に歯をすり減らし歯の長さを維持しているのです。
何もしないと1年で20センチも伸びると言われています。世界で一番最小のリス(アフリカコビトリス)は体長7~10センチと言われていますので自分の体長を越えるくらいになりますね。\(◎o◎)/!
リスの歯は全部で22本あります。実は、リスには犬歯がありません。門歯(前歯)の後ろはしばらく歯のない部分がありその奥に食べ物を噛むための臼歯があります。