「お口のポカン、放置していませんか?子どもの健やかな成長を守る『お口のトレーニング』のお話」
2026.03.03
歯科衛生士の砂坂です
三月に入り、日差しに春の訪れを感じる日が増えてきましたね。
卒園や進級を控え、お子さんの成長を一段とまぶしく感じる季節ではないでしょうか。
新しい環境に向けて「身だしなみ」や「お勉強」の準備を始める時期ですが、実はこの時期、ぜひ一緒にチェックしていただきたいのが**「お子さんのお口の習慣」**です。
最近、お家でのお子さんの様子を見ていて「あれ?」と思うことはありませんか?
今回は、お子さんの将来の健康と自信に直結する「お口の機能」についてお話しします。
1. はじめに:こんなサイン、ありませんか?
まずは読者の「共感」を呼びます。日常の何気ない仕草が、実はサインであることを伝えます。
- いつも口がぽかんと開いている
- 食事中、クチャクチャと音がする(食べ方が気になる)
- 発音がはっきりしない(サ行やタ行など)
- いびきをかいている、または寝相がすごく悪い
「これらは単なる『癖』ではなく、お口の機能がうまく育っていないサインかもしれません」と繋げます。
2. 「小児口腔機能不全症」ってなに?
専門用語を噛み砕いて説明します。
小児口腔機能不全症とは?
「食べる」「話す」「呼吸する」といった、お口の基本的な機能が十分に発達していない状態のこと。最近では、柔らかい食べ物が増えたことや生活習慣の変化により、この診断を受けるお子さんが増えています。
3. なぜ治療(トレーニング)が必要なの?
放置した場合のデメリットを伝え、早期改善のメリットを強調します。
- 歯並びへの影響: 舌の位置が悪いと、顎の発育を妨げ、歯並びが悪くなる原因になります。
- 顔立ちの変化: 口呼吸が続くと、顔の筋肉が緩み「アデノイド顔貌」と呼ばれる独特の顔立ちになることがあります。
- 全身の健康: 鼻呼吸ができないと、風邪を引きやすくなったり、睡眠の質が下がって集中力が低下したりすることも。
4. 歯科医院で行う「お口のトレーニング(MFT)」
歯科衛生士の出番です!具体的に何をするのかを解説し、不安を取り除きます。
当院では、**MFT(口腔筋機能療法)**というトレーニングを行っています。
- 舌のトレーニング: 舌を正しい位置(スポット)に置く練習。
- 唇のトレーニング: お口をしっかり閉じる力をつける練習。
- 飲み込みの練習: 正しい飲み込み方を身につけ、歯並びへの悪影響を防ぎます。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 砂坂


