マイクロスコープで予後の良い神経の治療を
2023.10.26
こんにちは、歯科医師の有留です。
秋晴れの穏やかな天気が続いていますが、お元気にお過ごしでしょうか?
先月と比較すると、朝晩は冷え込むことが増えましたが、むし歯の腫れや痛みは、冬に強くなる傾向があります。
そこで今回は、歯の神経の治療(根管治療)についてお話ししようと思います。
むし歯が大きくなり痛みが出てきた際に、歯を抜くところまでいかなくとも神経が侵されてしまい神経を取る処置を行う事があります。
歯科の治療の中でも、回数のかかる治療でもありますが、原因の一つとして根管の複雑さがあります。
神経の管が直線でかつ1本であれば洗浄・感染歯質の除去が容易ではありますが、そのような根管は少ないです。
ほとんどの根管は、湾曲しているか途中で分岐していることが多く、保険内の根管治療では長期的に予後の良い治療を行う事は難しいです。
当院で導入しているマイクロスコープ根管治療では、根管の中を直接覗いて中の感染歯質・感染物質の除去を行う事が出来ます。
噛んだ時の違和感・歯茎の腫れがある方、神経の治療が必要な場合もあります。
気になる方は、スタッフまで遠慮なくお声かけください。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 有留