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虫歯の進行具合

2024.01.09

みなさん、こんにちは歯科医師の窪薗です。年も明けて風が冷たい日が続いていますね。

さて、今回は虫歯について勉強をしていこうと思います。歯科検診に行った際に先生にⅭ1とかⅭ2とか謎の呪文を唱えられたことはありませんか?
これらは虫歯の進行度合いも含めた診断になっています。厳密には視診だけでなく、レントゲンなどでの診断も必要ですが、虫歯が歯のどの部分まで深く進んでいるかで我々は呼び方を変えています。では、この呼び方の違いは何を基準にしているのか?
まずは歯の構造を簡単に説明します。歯は表面から硬い材質であるエナメル質、その内側にある神経などに繋がった象牙質、そして中心部の神経と大まかに3層構造になっています。

Ⅽ1とはエナメル質に到達している虫歯を言い、Ⅽ2とは象牙質まで虫歯が到達している状況。Ⅽ3とは神経まで虫歯が到達している状態と考えてください。Ⅽ3まで進むと歯の痛みが出てくる可能性がかなり上がってくるので、歯科検診でⅭ2やⅭ3と診断された場合は早めの治療が必要になると思います。

年が変わり、身も心も一新しようとする時期だと思います。ぜひ、歯科検診に足を運び、今のうちに虫歯予防をしましょう!当院でもスタッフ一同お待ちしております。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 窪薗

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窪薗 遥 篤志会さこだ歯科 副理事長/院長
  • 鹿児島大学歯学部卒業
  • 鹿児島大学病院臨床研修医
  • 2017年4月医療法人篤志会さこだ歯科入社
  • 2021年4月医療法人篤志会さこだ歯科 副理事長
  • 2023年4月医療法人篤志会さこだ歯科 院長
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