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「野球もいいけど、お口のトレーニングしようぜ!」

2023.12.29

皆さん、こんにちは。突然ですが、私は学生時代にテニスをしていました。テニスは走ってボールを打つスポーツなので、「テニスをしながら当時は下半身の筋肉、体幹の筋肉、上肢の筋肉などを使っていたな。」と感じております。

しかし、社会人になり運動する機会も減り、今ではそれらの筋肉も衰えてきたと感じております…

筋量は通常、30歳をピークに1年間に1%減少すると言われています。また、よく言われるように、病気などのために床に臥している時間が長い状態や重力のない宇宙空間にいる状態では減少量も大きくなります。ちなみに宇宙空間にいる状態では1日に1%筋量が減少すると言われています。

さて、お口に関しても歳をとることで、噛んだり飲みこんだりする機能が低下していきます。

私たちが食事をする時は、まず食べ物を認識して、適切な器具で掴んで(時にはナイフや箸で食べやすい大きさに切ってから)お口に運んで、よく噛んで粉砕して、食べ物を塊状にして舌の力を利用して喉の方へ運んで食べ物を飲みこみます。

この食事の一連の流れでも、認識する機能、手腕の動き、お口を閉じて噛んで飲みこむ動き、舌の力といった様々な動作や脳、筋肉の機能が関連しています。

筋肉は運動不足や活動性が低下することで衰えていってしまいますが、トレーニングすることで鍛えることや状態を維持することが可能になります。

お口に関わる筋肉もトレーニングすることで状態を維持することが可能になります。

おしゃべりをしたり、カラオケで歌うこともお口のトレーニングになります。今回のお話で皆さんがお口まわりの筋肉のことや舌の力のトレーニングなどにご興味をおもちいただけましたら、私もたいへん嬉しいです。

健康な体をつくるためにも食事が大事ですが、その食事をするためにも体の筋肉や適切な生活習慣が大事で、健康は色々なものが巡り巡ってつくられていると感じますね!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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