【どうせ生きるなら】健康寿命と歯科【元気に生きる!】
2023.02.17
現在、日本人の寿命は世界1位です。
医療の発展のお蔭で平均寿命は大幅に伸び、日本の平均寿命は現在84.3歳にまで伸びています。人生100年時代と言われていますが、本当にほとんどの国民が100歳まで生きる日も遠くないかもしれません。
長寿は喜ばしいですが、その一方で、認知症や寝たきりなどの要介護状態になる方が増加して、深刻な社会問題となっています。超高齢社会である現在、すべての国民が体も心も健康であるためには、「健康寿命」を伸ばすことが大切になってきます。
〇健康寿命とは?
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とWHOで定義されています。つまり、介護などに頼ることなく自立した健康的な生活を過ごせている期間のこととなります。
先ほど日本人の平均寿命は84.3歳と書きましたが、健康寿命は74.1歳となっています。
つまり現状、約10年間は介護を必要とする期間があるとのことになります。日本人に生まれたということは世界一長生きしてしまうということですから、この介護が必要な期間を可能な限り縮めて、健康でいる期間を伸ばしていくことが課題となってくるでしょう。
〇健康寿命を延ばすために
最近、歯科医療は歯の健康だけでなく、健康寿命を延ばすための医療として認識されるようになりました。8020運動は、80歳まで20本以上の歯があれば食べ物を不自由なく食べられ健康を保てる、ということで広く知られていますよね。
また、全身疾患と歯科の関わりもよく取り上げられています。糖尿病、心疾患、脳血管疾患、肺炎、関節リウマチ、腎臓病などの全身の疾患に対して、歯周病が関わっているようです。
ただ長生きするのではなく、できれば健康で元気に老後を過ごしたいですから、歯医者に通って口腔内の環境を整えていくのはとても有益な自己投資になるのではないかと思います。
さこだ歯科ではお口の中だけでなく、皆様の健康をサポートできるようにお手伝いします。お気軽にご来院・ご相談ください。