お口と身体の関係!
2023.01.26
みなさん、こんにちは。
歯科医師の秋田です。
新しい年が始まって、早くも1ヶ月が経とうとしています。
先日の大寒波では鹿児島でも大雪が降り、すごく寒い日が続いています。体調を崩さないように、暖かくしてお過ごしください。
みなさんは最近よくメディアなどで、歯周病が誤嚥性肺炎や糖尿病などの全身の疾患と関係があるというお話をよく目にしたり耳にすると思います。
そもそも歯周病とは、プラークの中の細菌により歯茎が炎症を起こして腫れてしまったり、歯を支えている骨を溶かしていく病気です。
歯周病になっていたり、お手入れが出来ておらずお口の中に細菌が多かったりするとその細菌が全身に周ってしまい、疾患につながってしまいます。
例えば誤嚥性肺炎についてです。
食べ物を飲み込む力が弱くなったりして誤って食べ物を気管に飲み込んでしまうことを誤嚥と言います。
その時に細菌と一緒に誤嚥をしてしまい、肺まで菌が入っていってしまうことで肺炎を起こしてしまいます。
これが誤嚥性肺炎になります。
歯周病を予防して少しでも細菌を減らすこと、お口の中を健康にすることで、全身の疾患になるリスクを低くすることができます。
身体のことを考えて、毎日正しい歯磨き、お手入れをしていきましょう。
わからないことがあればいつでもご相談ください。