お口の中の粘膜
2023.11.24
こんにちは。歯科医師の渋谷です。
今年も気づけば12月を残すのみとなりましたね。みなさん年末に向けてお忙しくされているのではないでしょうか?
僕もやらなければいけないことはたくさんあるのですが、朝晩が寒くなったことでなかなか布団から離れられない日々を過ごしています🥶
僕は日本酒をよく飲むのですが、みなさん日本酒はお好きでしょうか。僕は冬の熱燗が大好きなのですが、去年の冬はあまり機会がなかったので今年は久々に飲みたいなぁと思っています!
日本酒が美味しいお店を知っているかたはぜひ教えてください😆
さて、今月のテーマは口腔粘膜疾患についてです。
そもそも口腔粘膜ってなに?となる方も多いのではないでしょうか。
口腔粘膜はざっくりいえばお口の中のほっぺたや歯茎などの表面を覆っている部分です。構造に違いはあるものの、役割自体は体の表面を覆っている皮膚と同じで、外からの刺激や有害物質が体内に入ってこないようにするバリアのような働きをしています。
食事の時は熱いものや冷たいもの、辛いもの酸っぱいもの、人によってはタバコやアルコールなどなど‥お口の粘膜には様々な刺激が加わります。また絶えず唾液が出ることで、湿潤な環境になっています。
急に暑くなったと思えば寒くなったり、酸性になったりアルカリ性になったり、そして常にジメジメしている‥そう聞くとお口の中ってなかなか過酷な環境ですよね。
理由や病態は様々ですが、そのような刺激が慢性的に続くことが原因でおこるものも口腔粘膜疾患の中には含まれます。もちろん他のウイルスや菌、遺伝など様々な要因があって起こるものもあります。痛みが出るものもあれば、知らないうちに悪化したりするものもあります。
お口の中はご自身では確認することが難しい部分ですので、お手入れや治療に定期的に通っていただき、写真やレントゲンを撮ることで記録を残すことは大切です。
気になることがあればぜひご相談くださいね。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 渋谷