お子さんのために!乳幼児の虫歯予防
2021.07.08
皆さん、虫歯の治療を受けた事がありますか?
中には「虫歯0!歯科医院に行った事すらない」という、虫歯で悩まれている方にすると、とっても羨ましい方もいらっしゃるかもしれません。
何故、違いがでるのでしょうか?
虫歯は、ただ虫歯菌がいるだけでなるものではありません。
①虫歯菌 ②自分のお口の状態 ③糖 ④時間といった要因が重なる事で虫歯ができます。
この①~④の中で、すぐ赤ちゃんのためにできる事があります。それは赤ちゃんに①虫歯菌を感染させないことです。生まれた赤ちゃんの口の中には虫歯菌がいませんが、大人から感染してしまうのです。
いったい、どうやって移るのでしょう??
答えは唾液です。大人から唾液を通して移ります。ですので、周囲の大人が事前に治療やメンテナンスを受け、お口の細菌を減らしておく事が重要です。完全に菌の感染を防ぐことは難しいですが、細菌の量を減らすことはできます。お子さんのお口への細菌の定着はおよそ3歳頃に決まると言われていますので、それまでは特に注意していただくと虫歯リスクを下げる効果が期待できますよ!
また、仕上げ磨きも重要です。小学生になると、お子様が自分で歯磨きをするようになります。歯磨きをしているから安心してしまいがちですが、まだ磨くテクニックは未熟で、歯垢は残っている事が多いです。ぜひお子様が磨いた後の確認と、仕上げ磨きをお願いしたいです。