なぜ必要?口内の写真撮影!
2022.12.06
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
歯科医院での治療中、唇を横に引っ張る器具を使って口の中の写真を撮られたことはありますでしょうか?
この写真はいったい何のために撮っているのでしょう。
今回はこの「口腔内写真」についてのお話しさせていただきたいと思います。
歯医者で撮る口腔内写真では主に
・噛んだ状態で正面から
・口を開けた状態での上顎、下顎の歯列
・噛んだ状態での左右の噛み合わせ
などを撮影しています。
目的
・診査診断での活用
→歯肉の状態(腫れの程度、色、形状)、歯垢の有無、歯並びの状態の確認
・変化の比較、記録
→かかりつけ歯科医院として継続した変化を記録に残し管理する
・患者さんのモチベーション向上を図る
→写真を見てもらい、自分の口腔内を客観的に見てもらい認識してもらう
歯をじっくりみる機会は日常生活の中にはあまりないため、口腔内写真に写った自分の歯並びや歯の色など新しい発見があると思います。
それが、少しでも歯に意識を向けるきっかけになればいいなと思っています。