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むし歯の大きさ

2021.07.10

みなさんこんにちは。
歯科衛生士の田畑です!
今回は、
むし歯についてお話しをしていきます。

むし歯は、歯が生え始めてから歯が抜け落ちるまで、誰しもがなってしまう可能性のある歯の病気です。

むし歯は、レントゲンをみながら実際にお口の中をみさせていただいてドクターがむし歯の大きさを判断します。今回は、むし歯の大きさについてお話をしていきたいと思います!

むし歯の大きさは、COとC1〜C4で表します。

COとは、むし歯になりかけている歯のことを言います。
まだ治療する程ではないのですが、歯の質が弱ってきている時期なので意識してお手入れする必要があります。また定期的に通いお手入れをしていく事で、初期の状態でむし歯の治療をする事が可能になります。

C1とは、初期のむし歯です。
この大きさは、痛みも感じにくいため自分では自覚しにくいです。定期検診に来ていればすぐに発見でき、歯も大きく削る必要はなく、歯への負担も軽減できます!

C2とは、歯の神経の近くまで大きくなったむし歯の事を言います。
神経の近くまでむし歯になってきている為、冷たい物がしみてきたりする症状が出始めます。
歯と歯の間にできてしまった場合や、範囲が広がってしまっている場合は、型取りが必要になり治療の回数が2回かかってきてしまいます。

C3とは、神経までむし歯が到達してしまっている事を言います。
神経がむし歯菌に感染してしまい炎症を起こしているので神経を取る治療が必要になります。
神経のあった根の中が綺麗になるまで回数は、かかりますが消毒をしていかなければなりません。

C4とは、歯の頭がむし歯で崩壊してしまっている状態をいいます。この場合、その歯自体を残すことは難しく歯を抜かなければなりません。歯を抜いたあとはその歯の役割を何かしらでで補う必要があります。

むし歯は、大きくなればなるほどその歯の寿命が縮まってしまいます!
C1の時点で発見できるように定期的な検診を受診する事をおすすめします!

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