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むし歯の治療って削って詰めるだけ?

2024.02.08

みなさんこんにちは。

歯科医師の三戸瀬です。

最近少しずつ暖かくなり、昼間は外を歩いていると少し汗ばむ日もありますね。

ただ、朝晩は冷え込む日もあります。

気温差が大きくなる季節の変わり目でもあるのでみなさん体調には気をつけてくださいね。

 

さて、先月は「虫歯の進行について」でしたが

今月は治療方法について簡単に書いていきます。

 

一般的に虫歯の進行具合は大きく分けると4段階といわれています。

その進行具合や、虫歯になってしまった部位によっても治療方法が変わってきます。

 

まずは歯の表面に限局した初期う蝕です。

この場合は歯磨き粉などに含まれるフッ素の力を借りて再石灰化を促し、経過観察を行うこともあります。

治療が必要と判断すれば虫歯を削ってお口の中で直接詰め物をします。

 

次に初期う蝕から少し進行した状態です。

歯に穴が空いたり、歯が黒くなってきたりします。この状態では再石灰化は期待できないので虫歯治療が必要になります。

むし歯の大きさや部位によってお口の中で詰め物をしたり、型取りをして詰め物を作ったりします。

 

そこからさらに虫歯が進行してしまうと、歯の中の歯髄が虫歯菌に感染してしまい、歯髄を除去する治療が必要になります。

ここまで進行すると痛みの症状がでていることがほとんどです。また、この治療はお薬を詰めたり、被せ物を作ったりする複数回の治療が必要になってきます。

 

さらに虫歯が進行し、歯の根っこまで虫歯になってしまうと虫歯治療が行えず、歯を抜かなくてはいけなくなることもあります。

 

虫歯を放置すると治療内容も複雑になり、回数、費用もかかってしまいます。

 

可能な限り初期の段階で虫歯の発見、治療ができるように定期検診に通いましょう。

 

キラメキテラス歯科でもレントゲン写真やお口の中のカラー写真を撮影し、変化がないか管理させていただいています。

最近歯医者に行けていないという方、お待ちしています。

 

鹿児島市高麗町 医療法人篤志会 キラメキテラス歯科
歯科医師 三戸瀨

 

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