よく噛んで食べましょう❣
2023.07.13
こんにちは、往診の馬籠です。
やっと梅雨らしい雨にうんざりしているこの頃です。
雨も降らないと困りますが、続く災害には気を付けて下さいね。
【よく噛んで食べる食育について】
・よく噛んで食べると、速食いを防止して満腹感が得られやすくなり、食べすぎを抑え肥満予防につながります。
・また、よく噛むことでホルモンの分泌が高まり、食欲が抑えられ、ゆっくり味わうことでうす味でも満足感が得られます。
・よく噛んで食べるには、食材や料理を噛みごたえのあるものにすることも大切です。
デスクでパソコンを操作しながら・テレビや新聞を見ながらでは、食事に集中することはできません。家族や友人とゆっくり楽しく食事をとりましょう。
・また、よく噛んで食べることで、あごの発育や、むし歯の予防などの効果も期待できます。
食事をする際、よく噛むことで唾液が多く分泌されるため、消化が良くなるため栄養を取り込みやすくなります。
・ 子どもは大人と比べると消化するためにより多くの時間がかかります。
よく噛んで食べることで、胃腸への負担も減らすことができます。
【よく噛む8大効用 ひみこのはがいーぜ】
弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。
卑弥呼の歯や歯ぐきはきれいだったと言われていることから、「ひみこのはがいーぜ」というキャッチフレーズができました。
なぜよく噛まないといけないのか、子どもたちに覚えてもらい、しっかりと噛まなければと思ってもらえるようにとの願いが込められています。
ひ:肥満予防
よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し食べすぎを防ぎます
み;味覚の発達
よく噛んで味わうことで食べ物の味がよくわかるようになります
こ:言葉の発音がはっきり
歯や顎が発達することで発音がよくなります
の:脳の発達
脳神経を刺激することで脳の働きを活発にします
は:歯の病気予防
唾液中の抗菌作用で口の中をきれいにしてくれます
が:がん予防
唾液にはがんを抑制する作用があるため唾液が増えることでがん予防に繋がります
いー:胃腸の快調
消化酵素により胃にかかる負担が軽減されます
ぜ:全力投球
嚙み締める力が強くなることで力が湧きます
この【ひみこのはがいーぜ】のキャッチフレーズ、どこかで目にしたり、耳にしたことがありませんか?
一日3回のお食事を工夫することで改善できることです。是非頭の片隅入れて実践して下さいね。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
訪問コーディネーター 馬籠