よく聞く。歯ぎしり、食いしばり
2023.02.20
こんにちは。歯科医師の隈本です。
2023年もあっという間に1月が終わり、2月になりました。
インフルエンザやコロナの流行も少し落ち着いてきてますが、引き続き手洗いうがいを徹底して体調管理に努めましょう。
今回は一度は耳にしたことがあると思いますが、食いしばりや歯ぎしりについて少し書いていこうと思います。
まず食いしばりや歯ぎしりと一言で言っても人それぞれで、睡眠時にギリギリしている人や毎日のお仕事で日常的にぐっと力が加わっている人もいます。
さらに癖のようなもので無意識のうちにカチカチと歯を接触させている人もいます。これらはどれも歯や顎に対して様々なリスクを持っていると考えられています。
例えば歯に力が加わることで、ご自身の歯が欠けてくることもあれば、詰め物が外れてしまったり、小さな亀裂が入ること、擦り減ってしまうこともあります。
そこから虫歯に繋がったり、知覚過敏のような症状を感じたり、顎に負担が加わるとお口が開かなくなることもあります。
このように歯ぎしり、食いしばりはリスクがたくさんあるので自覚がある人は勿論、今は症状がないけれど今後そのリスクがある人は対策をすることが重要になります。
1番の対策はまず近隣の歯科医院を受診して自分のお口の中を確認してしてもらい、相談することです。
詳しく説明してもらい、患者さん一人一人に合った治療法や対策を一緒に考えましょう!今後の人生少しでも自分の歯を残せるようにしましょう!!