インプラントとは
2021.10.26
みなさんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回はインプラントについてのお話しをさせていただきたいと思います。
私たちが歯を失ってしまった時もとの歯を再現する方法として、入れ歯やブリッジなどの他に「インプラント」というものがあります。
インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨にネジのような形をした人口の歯根を植え込みその上に歯を作ることで噛み合わせや見た目を回復する治療方法です。
おおまかな流れとしては
1 1回目の手術で顎の骨にインプラントを埋め込む
2 3〜6ヵ月程度の安静期間(インプラントと骨の結合を得る)
3 2回目の手術で人工の歯を取り付けるためのアバットメントをつける
4 型取りをし、人工の歯を制作する
その後、メンテナンスや定期検診
メリット
・自分の歯で噛む感覚を得られる
・審美的に優れている(自然な歯列の再現)
・顎の骨が痩せてしまうのを防ぐことができる
(インプラントを埋め込むことで、直接顎の骨に刺激が伝わるため)
デメリット
・治療費が高額(保険適用外)
・手術が必要(持病で薬を服用中だったり、妊娠している場合には歯科医師に相談の必要がある)
・定期的なメンテナンスが必要
(インプラントは完全に弱い特性があり、インプラント歯周炎という病気になることも)
インプラントは審美的に優れ自分の歯と同じように噛むことができますが、治療費や感染症などのデメリットもあるのが事実です。
もし、インプラントを選択される際にはメリットとデメリットをよく理解し、ご自身が納得された上で選択をしていけたら良いですね。