インプラントについて
2025.09.11
こんにちは!
歯科医師の小石です。今回のテーマはインプラントについてですので、インプラント治療のオーソドックスな流れを少しご紹介します。
まずは歯周病の管理を徹底し口腔内環境を整える事が先決です。その上でインプラント治療を進めていきます。
何より重要なのはしっかりを計画を立てる事です。
患者さんの全身状態をしっかり把握し、歯科用コンビームCTを見て、埋入部位の骨量、骨質、上物をどのように入れるかを考慮してインプラントの埋入方向、長さ、太さを決定していきます。この計画をもとにガイドというものを作成し治療にあたります。
治療当日は浸潤麻酔、恐怖心が強い方は静脈麻酔を併用し処置を進めていきます。事前に作成してあるガイドを使うので理想的な位置にインプラントを埋入することができます。
埋入後は2〜3ヶ月ほど刺激が加わらないように歯茎の中に埋まった状態にしてオッセオインテグレーションという骨とインプラントが定着するのを待ちます。
その期間が経過したのちに頭出しをして、型取りを行います。
型取りをすることでまずは仮歯を作成し、使用してもらいます。それで形など微調整を行い、問題なければ最終的な上物を作成していきます。
かなり簡潔に説明致しましたが、インプラント治療は様々な工程と長い治療期間を要します。
その分とても良い治療実績が示されています。もしインプラント治療を考えられている方がいらっしゃいましたらまずはお近くの歯科医院で詳しくお話を伺ってみてもいいかもしれないですね!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 小石