インプラントのお手入れ
2021.10.14
こんにちは!歯科衛生士の太田です。
今月のテーマはインプラントです。インプラントについてお話していきます。
インプラントとは、歯を失ってしまったところの顎骨に人工的なインプラント体(ネジのようなもの)を埋め込む手術を行います。
インプラントは自分の歯に比べて、歯周病になりやすいのをご存知ですか?
インプラント周りのお手入れを不十分にしてしまうと、周りの骨が溶けていってしまい、「インプラント周囲炎」になるリスクが高くなります。
それを防ぐためには、適切なお手入れが必要です。お手入れ内容としては、セルフケアとメンテナンスの両方が重要です。
セルフケアの方法としては、まずインプラントを傷つけないように歯ブラシで1本ずつ丁寧に磨きます。
歯と歯の間に汚れがたまりやすいので、フロスを使うととれやすくなります。
生活環境が変わって忙しくなり、お手入れが不十分になったり、頑張っているつもりでも磨けていないところがあるかもしれません。
自分では気づきにくいところもあるので、定期的に歯医者で診てもらう必要があります。
インプラントの粘膜や歯周病の状態をチェックすることで、インプラントを長持ちさせることにも繋がります。
定期的にメンテナンスをすることで、インプラント周囲はもちろん、天然の自分の歯も長持ちさせることにも繋がります。しっかり予防することが重要です。