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インプラントの良さとは??

2021.10.14

こんにちは!歯科医師の小石です。

今回のテーマはインプラントということで、インプラントのメリット・デメリットを紹介致します。

インプラント治療は虫歯などの原因をもとに抜歯した際、そこを補うことを目的に行う治療です。

同じ目的の治療として入れ歯やブリッジ(両隣の歯を支えにして作る大きな橋のような被せ物)があります。今回はこの3つを比較していきます。

メリット・デメリットに関してはいくつかありますが、その中でも特に重要なものをピックアップして説明致します!

メリット

1.噛み心地

健康な歯を10とすると、インプラントは89、ブリッジが67、入れ歯が23と言われています。

1番、健康な歯に近い噛み心地を取り戻す事ができます。

2.見た目

入れ歯だと金具が見える。ブリッジだと保険の中で行うのであれば隣の歯が金属の被せ物になるために目立ちやすいということが挙げられる一方、

インプラントは本来の歯に近い色調を作る事が出来るため、なかなか目立ちにくくかなり審美性が担保されます。

3.清掃性

インプラントだと本来の歯と同じように手入れをする事ができますが、入れ歯だと取り外しをしないといけなかったり、

ブリッジでは繋ぎ目の下も糸ようじをしっかり通してお掃除をするといった煩わしさが生じてしまいます。

デメリット

1.侵襲性

インプラントに関しては土台となるインプラント体というものを骨の中に埋め込まないといけない為、手術が必要になります。

2.治療期間

入れ歯やブリッジは型取りさえできればすぐに作る事ができますが、インプラントは骨に定着させる期間、歯茎の状態を整える期間など様々な行程があり、

1本に対して最低でも45ヶ月の期間がかかってしまいます。

3.費用

入れ歯、ブリッジに関しては保険適応のものがある為費用を抑える事ができる一方、インプラント治療は保険適応外のため費用がかかってしまいます。

このように、インプラント治療にはメリット・デメリットがありますがかなり優れた治療法だと考えます。

他にも何か気になる事があれば是非聞いて下さい!!

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小石 数馬 医療法人篤志会 歯科医師
  • 長崎大学歯学部卒業
  • 長崎大学病院臨床研修医
  • 2020年8月 さこだ歯科臨床研修医
  • 2021年4月 医療法人篤志会入社
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