インプラントもお手入れが大切です
2021.10.14
こんにちは☀️歯科医師の武田です。
今回はインプラントについてのお話です。
むし歯や歯周病や事故などの原因で歯を抜かないといけなくなった場合に、抜いたままにしておくと、見栄えも悪かったり、歯が動いてきたり、かみ合わせが悪くなったり…
そのため、入れ歯やブリッジやインプラントなど何かしらを入れる必要があるのですが、最近インプラントを選択される方が多くなってきました。
インプラントは見た目も自然で違和感なく噛むことができ、他の歯への負担もないため、もし私自身も歯を失ったらインプラントを選択すると思います。
しかし、インプラントを入れたからもう大丈夫だ!という訳ではありません。大事なのはその後のお手入れになります。
確かにインプラントは人工の歯なのでむし歯にはなりませんが、歯周病にはなります。
以前のブログでもお話ししましたが、磨き残しなどが原因で細菌感染を起こし歯周病になると、歯茎が腫れたり出血したり、炎症が進むと歯を支える骨が溶けてしまうこともあります。
インプラントを入れてもお手入れを怠っていると、同じように炎症が起こり、人工の歯の根っこを支える骨が溶ける事にもなりかねません。
せっかく高いお金を払い、歯医者さんに何度も通って入った一生モノのインプラント、しっかりお手入れしていきましょう。
セルフケアはもちろんですが、セルフケアでは限界があります。
何度も言いますが、歯医者さんでのメインテナンスが大切です!
インプラント入れたけど、その後お手入れに通わなくなったな…という方は、ぜひ早いうちに歯科検診を受けて、定期的なメインテナンスに通うことをお勧めします!