コーラを飲むと歯が溶ける?
2022.07.26
こんにちは!受付の前田です?
梅雨が明け、暑い日が続いていますね。
そんな日に私が飲みたくなるのはサイダー!
夏はビールも美味しい季節ですよね?✨
そんな美味しい炭酸飲料ですが、実は虫歯の原因にもなってしまいます?
通常、お口の中は中性の状態ですが、飲食をすると酸性になります。
食べ物自体に含まれている酸や、お口の中の内の菌が糖を分解するときに出す酸が原因です。
お口がある程度酸性になると、歯は溶け始めます。この状態が初期の虫歯です。
「コーラを飲むと歯が溶ける」と言われることがありますが、コーラは酸性度が高く、糖分も多く含まれている為、お口の中が酸性になりやすく、確かに虫歯になりやすい飲み物です。
しかし、飲んですぐに虫歯になるかというと、そうではありません。
お口が酸性になっても、唾液に含まれる成分によって歯は修復されて元の状態に戻ります。また、お口の中も洗い流されて酸性度が薄れていきます。
唾液によって元の状態に戻るまでには3時間程かかると言われています。
この間に飲食を再び行うとお口の中が酸性に戻ってしまい、歯が修復されず、虫歯のリスクが高くなります。
以上のように、酸性度が高いもの・糖分の多いものをダラダラと食べ続けたり飲み続けたりすると、虫歯になりやすくなります。
酸性度が高いものは、例えばレモンやお酢、炭酸飲料、スポーツ飲料、ビールやワイン等、色々と挙げられます。
対策として、まずはダラダラ飲食を続けることは控えましょう!
そして、食べた後だけでなく、飲み物を飲んだ後にも歯を磨きましょう?
難しい場合は、飲んだ後にうがいをしたり、お水やお茶を飲むだけでも、中性に戻りやすくなるそうです。
歯科ではフッ素を塗布することで歯を強くし、虫歯予防のお手伝いができます✨
美味しいものを我慢しなくても、気を付ければ歯は修復されます。
コーラで歯が溶ける心配をしすぎる必要もありません。
きちんと対策をしつつ、夏の美味しい食べ物・飲み物を楽しんでいきましょう!