レントゲンって何?
2022.10.12
皆さんこんにちは?
10月に入り、少し寒くなってきましたね。
皆さん体調を崩さないように気をつけて下さいね!
さて、今回のテーマは歯科におけるレントゲンという事で、、、
最近ではドラマの影響で、放射線技師の仕事を始め、
放射線について興味を持ってくれている方が増えてきて嬉しいです?
皆さんに今回のテーマであるレントゲンについて、
診療放射線技師として色々とお伝えできればと思います‼️
まず、レントゲンとは何でしょう?
レントゲンとは、実は人の名前です。
ウィルヘルム・コンラット・レントゲン
という物理学者の先生の名前であり、
1896年に妻の薬指をX線を用いて撮影した事が現在におけるレントゲン撮影の始まりです
そこから、医学界に広がり、歯科用、医科用、工業用など様々な用途にX線を用いた撮影は、使われています。
歯科におけるレントゲン撮影は、主に4種類あります
1.パノラマ撮影
顔、顎周り、歯全体の評価をする撮影方法
顎骨、顎関節、虫歯の有無、歯周病の状態などさまざまな評価ができ、
歯科医院に初めて来た人、久しぶりに来た人などがほとんど撮影する。
2.CT撮影
パノラマ撮影では、分からない3次元的な評価が出来る撮影方法
歯科のオペを行う際の術前、術後に撮影し、オペの評価を行ったりする。
3.デンタル撮影
歯の部分的撮影方法
パノラマ上で疾患が疑われる部位などや、詰め物の下の疾患、
治療後の評価などにおいてピンポイントで確認したい時などに用いられる。
4.セファロ撮影
矯正前などに上下の顎骨の状態や、歯の傾斜の度合いなどを評価する撮影方法
以上の撮影方法を用いて、皆さんのお口の状態を確認しています。
この様にレントゲン撮影は、検査としてとても有効ですが、被ばくがあります。
しかし、その被ばく線量も極微量であり、
自然界で浴びるよりも少ないです‼️
その為、安心して検査を受けられて下さい。
何か分からない事や不安な事があればぜひ相談してください??